4月29日は『昭和の日』
4月29日は国民の祝日『昭和の日』。「激動の日々を経て、復興を遂げた昭和の時代を顧み、国の将来に思いをいたす」ことを趣旨に制定されました。
令和4年の今、「昭和レトロ」がアツい。
「昭和レトロ」とは、昭和時代のノスタルジックな雰囲気や憧れを指す言葉である。
1990年後半から2000年代に生まれたZ世代のなかでは、「昭和レトロ」がトレンドになっています。昭和世代にはどこか懐かしい「クリームソーダ」や「昔ながらの喫茶店」は、彼らのなかではどこか新鮮さが感じられるのかもしれません。
今回は、「昭和の日」にちなんで、「昭和」に関連した企業について調査をしてみました。
東京商工リサーチによると、社名が「昭和」冠の企業は全国に2,640社あるそうです。そこで「昭和」がつく代表企業の1つである「昭和産業」について注目しました。
「昭和」がつく代表企業「昭和産業」の「ホットケーキミックス」
昭和産業の創業は、1936年(昭和11年)。主な事業領域は、小麦粉、植物油、糖化製品、二次加工食品などの製造販売業である。そして、ホットケーキブームの先駆けとなったのが、1957年に発売された「昭和のホットケーキの素」です。
出典:showa-sangyo.co.jp
1963年には、商品名が「昭和のホットケーキの素」から「昭和ホットケーキミックス」に変わり、3段重ねのホットケーキにバターとメイプルシロップがかかった定番のスタイルがパッケージに描かれています。
出典:showa-sangyo.co.jp
まさに、パッケージデザインが「昭和レトロ」の象徴といえます。1955年頃~1960年代は、ラーメンやコーヒーなどの「インスタント食品」が発売され、これまでの日本の食文化が洋食嗜好へと大きく変化していった時代でもあります。
昭和産業 公式HP
思わずクスッと笑える、昭和ニュース風動画「ニコニコのり」
「ニコニコのり」の設立は、1950年(昭和25年)。海苔並びに、一般食品の製造・販売・輸出入をしている海苔メーカーです。「ニコニコのり」は、2022年3月1日に発売を開始した製品を紹介するために『ニコニコのりニュース2022年春』を公式YouTubeチャンネルで公開しました。
出典:niconico-nori.co.jp
なぜ令和に発売する製品を、昭和ニュース動画で配信をしたのか「ニコニコのり」に動画制作背景をお伺いしました。
新製品発表会をオンライン形式で開催予定でしたが、新型コロナウィルス感染拡大により、急遽中止となってしまいました。どうにか新製品を楽しい形でお届けできないかという想いから、チームで話し合いを重ね、そこで出てきた案が「思わずクスッと笑える、昭和ニュース風動画」です。
そして、3月上旬に、おうち時間に作って楽しい!『食べるのりじゃこ』チュモッパの作り方動画が公開されました。
出典:niconico-nori.co.jp
昭和の料理風を演出していたり、昭和風ナレーションで「令和4年3月1日に発売」というギャップが思わずクスッと笑ってしまいますね。
他にも、シビれるような激辛が大好きな人にはたまらない『海苔佃煮麻辣味』を使った「春野菜シビ辛麻辣ポテサラ」
『海苔ドレッシング』を使った、子どもから大人まで人気の「海苔×から揚げ」 レシピも公開しています。お弁当のおかずにもおすすめです。
以前の新製品発表会では、新製品説明の後に必ず試食会がありましたが、今回は試食会ができないことから動画で工夫を凝らしたレシピ紹介動画をお届けしています。
ニコニコのり 公式HP
年に一度の「昭和の日」には、「昭和」を振り返りながら「昭和」にちなんだ面白い情報に触れてみてはいかがでしょうか?