ClipLineとは
出典:corp.clipline.com
ClipLineは30秒から1分程度の短尺動画を使って、多店舗・多拠点を展開するビジネスの生産性を向上させるプロダクトで、マネジメントのデジタル化を通して、組織改革・売上向上を実現します。本部から店舗への業務指示、店舗から本部への業務報告、マネージャーと店舗スタッフのコミュニケーション、店舗ノウハウの水平展開、スタッフの新人教育・スキルアップなどに貢献し、売上増、人件費削減、離職率削減などの財務効果の創出を目指します。
ClipLineの特徴
Clip Lineには以下の7つの特徴があります。
・Clip:本部から発信する「お手本となる短尺動画」により、技術・知識の標準化を支援します。
・ToDo:組織・階層・個人ごとの教育カリキュラム設計により、現場での徹底度を高めます。
・レポート・レビュー:自己学習へのフィードバックとコミュニケーション機能により、時間の合わないスタッフともコミュニケーションをはかることができます。
・組織管理・学習進捗管理:多店舗ビジネスに最適な情報設計により、大規模組織にも対応することが可能です。
・テスト・アンケート機能:学習者へのアンケートや学習内容と紐付けたテストを実施し理解度や習熟度を測定することができます。
・マルチデバイス活用:現場から管理者までデバイスや場所を問わず活用できます。
・セキュリティ設定:データを保全し、不正アクセス防止に努めています。
店舗管理の課題
出典:photo-ac.com
店舗管理とは小売店や飲食店などの店舗経営の状況を判断し、マネジメントすることです。店舗管理は、売上管理や分析、従業員管理、在庫管理、仕入管理、運営管理など、その業務は多岐にわたります。店舗管理で課題となるのは、売上管理に追われて従業員への指導や勤怠管理が適切に行えないことや、分析まで手が回らず、在庫に過不足が生じたり売上改善に繋がらなかったりして、店長の負担が増えてしまう点にあります。また、店舗だけではなく、本部でも、各店舗の状況が把握できない、指示が正しく伝わっているかがわからないといった課題を抱えています。これらの問題は、マニュアルの作成やツールの導入によって解決することができます。
https://service.clipline.com/column/storeadmin
人材育成マニュアルの重要性
出典:photo-ac.com
人が企業にとって大事な資源であることを踏まえ、優秀な人材を確保し、育てていくことが企業の成長にとっても重要です。人材育成を行うにあたり、ポイントとなるのは人材育成マニュアルを作成することです。人材不足やコロナ禍の中でマニュアル作成の需要が高くなっています。マニュアルを作成することで、効率よく均一な内容で「教える・学ぶ」ことができるので、教える側の負担を減らし、教わる側は何度も復習できるといったメリットがあります。
https://service.clipline.com/column/trainingmanual
各分野での事例
ClipLine導入による取り組みの事例をご紹介します。
家族葬のファミーユ
出典:famille-kazokusou.com
音楽葬や家族葬といった葬儀形式が多様化している中で、業界でいち早く家族葬の大切さを提唱した「ファミーユ」では、年間 1 万件以上の葬儀を施行しています。しかしながら、地域慣習などにより葬儀のやり方が異なり、ノウハウやナレッジが各エリア内に留まっていたことや、そもそもノウハウやナレッジが共有しづらい環境であることが課題となっていました。ClipLineを導入し社員教育に動画を活用したところ、家族葬を通じて顧客に提供すべき価値を、地域慣習の違いを超えた共通認識として醸成することができました。
元氣ジム
出典:kaigo.s-re.jp
スポーツクラブのルネサンスが展開するリハビリ特化型のデイサービス「元氣ジム」では、現場の運動指導員や理学療法士に対して、本部からスピーディーに情報伝達を行う手段がないことや、新規プログラムの伝達や研修を行う指導者の人員数が限られているという課題を抱えていました。ClipLineを導入したことにより、本社から各施設へ動画での情報共有や、動画による遠隔指導が可能となりました。これによりスタッフの習得度が向上し、指導員が現場を訪問するコストが削減するといった効果が現れました。
今回のアップデートについて
出典:prtimes.jp
このたび、ClipLine 株式会社ではChatGPT を始めとした生成 AI を開発プロセスの中心に置いた体制を構築し、プロダクトの大幅なアップデートを実現しました。AIの活用によって実装される機能は以下の通りです。
1.FaceCraft -フェイスクラフト-
ClipLineアカウント作成時に登録する顔写真を加工できる機能で、本人であることが推定できる範囲の加工がワンクリックで可能となります。
2.動画の即時テキスト化
ClipLine に登録された動画を自動でテキスト化し、検索や管理面での利便性を向上させる機能で、適切なコンテンツに素早くアクセスできるようになります。
3.多言語翻訳機能
登録された動画の音声を自動的に外国語に翻訳する機能で、外国籍人材に適した教材が整備できます。
4.ChatMentor -チャットメンター
従業員個人にカスタマイズされた AIチャット形式のメンターが、アルバイト教育やモチベーション管理を代行します。また、店長向けのメンターも実装します。
まとめ
今回のアップデートで、ClipLineは今まで以上に経営に寄り添うサービスへ進化しました。企業の課題を解決しその成長に貢献していくClipLineは、加速度的に発展していくのではないでしょうか。今後の進歩に注目していきたいと思います。