屋内外のマスク着用、2m以上離れている場合『不要』
新型コロナウィルス感染症の世界的拡大から、約2年半が経とうとしています。まだまだ国内でも新規感染者が確認されていますが、ようやく新型コロナ対策「基本的対処方針」により、マスク着用の考え方について見直しが示されました。
主な変更点は2つです。
❶屋内において、他者と身体的距離(2m以上を目安)がとれて、会話をほとんど行わない場合は、マスク着用は必要なし。
❷屋外において、他社と身体的距離(2m以上を目安)がとれて、会話をほとんど行わない場合は、マスクの着用は必要なく、特に夏場については熱中症予防の観点から、マスクを外すことを推奨する。
「新型コロナウイルス感染症対策の基本的対処方針」より
徐々に海外渡航の制限緩和も施され、以前のような生活に戻りつつあります。しかし、多くの国が海外渡航の際に、陰性証明書の提出が必要なため、事前にPCR検査を受診する必要があります。
これまで、新型コロナウイルスに対して行う検査の中で「PCR検査」「抗原検査」「抗体検査」を耳にしてきたかと思いますが、それぞれの違いについてご存知でしょうか?今回は、検査方法や特徴について改めて確認していきたいと思います。
『PCR検査』とは
今現在の感染リスクを知ることができます。検査したいウイルスの遺伝子を専用の薬液を用いて増幅させ、目的とする生物が「いるかいないか」検出させる検査方法です。これは鼻咽頭(びいんとう)ぬぐいや唾液から細胞を採取します。感度は70%程度といわれており、採取をした場所にウイルスが存在しなかった場合などは、感染していた場合でも陰性となる場合があります。
『抗原検査』とは
PCR検査と同様、今現在の感染リスクを知ることができます。ウイルスが持つ特有のタンパク質(抗原)を検出する検査方法です。鼻咽頭ぬぐいや唾液から細胞を採取します。抗原が検出される=ウイルスに感染してることになるため、PCR検査と同じ意味合いを持ちます。PCR検査の判定時間が最短60分〜に対し、抗原検査は15分〜30分とすぐに結果が出ます。無症状の方のウイルスが少ない場合が多いため、検出が難しくPCR検査を受けることをオススメします。
『抗体検査』とは
ウイルスに感染した際に、体内で作られる「抗体」を検出する検査方法です。「抗体」は感染後1~2週間で検出されますが、2ヶ月程度で消えてしまうともいわれているため、抗体が検出されたからといって今後感染しないという保証はありません。結果は、10~15分程度で分かります。
『無料』でPCR検査が受けられる検査場 <東京>
帰省を予定されている方や、大規模イベント参加後など、何かと不安な方は『無料』でPCR検査を受診できる場所があります。たったの5分で採取が完了し、全変異株の対応が可能です。できる限り受診をして、ご自身だけではなく、ご家族や大事な方々を新型コロナウイルスから守っていきましょう。その他、事前にリスクが想定されるタイミングで、都度検査を推奨しています。
●新宿PCR検査センター 新宿3丁目店
住所:東京都新宿区新宿5丁目17−6
時間:9:00~19:00 (受付:18:45まで)
18:45以降は、予約の方のみ受診可能です。
定休:なし(土日祝も営業)
アクセス:「新宿駅」徒歩7分、「新宿三丁目駅」徒歩30秒
ホームページ:https://shinjuku-pcr.com/
▼その他にも渋谷・三軒茶屋などの店舗があります。
ホームページ:https://shinjuku-pcr.com/shoplist
<東京>
新宿三丁目/渋谷/大森/御嶽山/浅草新仲見世/東日本橋/東武練馬/三軒茶屋/蒲田
※以下に該当する方は、受診できません。
・濃厚接触者
・発熱や症状がある方
▼当日の持ち物
「本人確認書類」が必要となりますので、運転免許証や保険証などのご用意をお願い致します。
検査結果について
受診の際に登録いただいた【メール】宛に通知します。通知受取まで検査日から約2日かかっております。(2022年7月13日時点)