春本番を迎えた4月。気温も徐々に上がり、厚手のコートを脱いで軽やかなファッションに身を包む季節がやってきました。そんな季節の変わり目には、スキンケアやメイクアップも衣替えが必要。2025年4月は、多くのブランドから“春仕様”の新作が登場し、美容界隈は華やかに盛り上がりを見せています。この記事では、注目のスキンケアアイテムから春メイクを彩るコスメ、さらにはSNSでバズった美容アイテムまで、2025年4月の美容トピックをまるっとご紹介します!
潤いとツヤを仕込む、新世代スキンケアが続々
まず注目したいのが、季節の変わり目に対応するスキンケア。4月は花粉や紫外線、気温の変化など肌トラブルを引き起こしやすいタイミングでもあります。
資生堂「エリクシール ルフレ バランシングセラムUV」
出典:shiseido.co.jp
春の揺らぎ肌に寄り添う新作として注目されたのが、エリクシールのセラムUV。美容液と日焼け止めを一本にまとめたアイテムで、「肌がゆらいでメイクが乗らない…」という声に応える設計。SPF50ながらも、しっとりとしたツヤ肌に仕上がるため、ベースメイク前の下地としても大活躍。
アユーラ「バランシングプライマー センシティブ」
出典:ayura.co.jp
敏感肌向けのラインアップを強化するアユーラからは、低刺激設計の化粧液が話題に。季節の変化に反応しやすい肌をやさしく整えつつ、メイクのノリを高めると美容系YouTuberの間でも好評です。
春色に染まる、2025年春メイクのキーワードは“透け感”と“ピンクグロウ”
2025年春メイクで欠かせないキーワードは、透明感とやわらかい光の演出。なかでも、4月にリリースされた限定コレクションはそのトレンドを色濃く反映しています。
JILL STUART「ブルーハイドレンジア コレクション」
出典:jillstuart-floranotisjillstuart.com
“雨上がりの紫陽花”をテーマにしたジルスチュアートの春限定アイテムは、淡いパステルカラーと微細なラメが特徴。なかでも、ブルーベースでもイエベでも使えるピンクグロウのチークと透明感のあるグロスがSNSで「#花びらチーク」として話題に。
ADDICTION「サクラダズル アイパレット」
出典:addiction-beauty.com
ADDICTIONの春パレットも好調。限定色「サクラダズル」は、ピンク系だけでなく、儚げなグレーやシルバーをブレンドした多色パレット。目元に奥行きと透明感を出しつつ、軽やかで涼しげな印象を演出。目元の“抜け感メイク”にぴったりです。
リップは“じゅわっと染まる”血色感がカギ
マスク生活が落ち着いたことで、リップアイテムへの注目度も上昇中。4月は「素の唇がキレイに見える」ような血色ティントリップがトレンドに。
CLIO「エッセンシャル リップチーク タップ」
出典:m.cliocosmetic.jp
韓国発・CLIOの新作は、チークにもリップにも使えるマルチユースのティントバーム。2025年4月に日本で正式発売されるやいなや、SNSを中心にバズり、Z世代の間で一気に人気に火が付きました。透け感のある発色とナチュラルなツヤで、“素っぴん風なのに盛れる”と評判。
美容業界の話題:環境配慮&パーソナライズ
2025年春の美容トレンドには、サステナブル意識とパーソナライズの進化という背景も。
資生堂やTHREEでは、4月から一部商品のパッケージを再生素材に切り替え。SNSでは「かわいくてエコって最高」と好意的な意見が目立ちました。また、D2Cブランドでは、AIを用いた肌診断によるカスタム美容液が登場。スマホのカメラで肌を撮影すると、自分だけの処方が提案されるというもので、4月の@cosmeで注目トレンド入りを果たしました。
まとめ:4月は“肌づくりのリセット”と“色で遊ぶ”のバランスがカギ
2025年4月の美容界は、まさに「素肌の美しさ」と「軽やかな彩り」の融合がトレンドでした。気温や湿度の変化に対応したスキンケアで土台を整えつつ、透け感と血色感を意識したメイクで春らしい表情をつくる。このバランスこそ、今季の旬顔に近づく秘訣と言えるでしょう。5月に向けて、紫外線対策も本格化するタイミング。今のうちに春仕様の美容ルーティンを見直し、夏に向けた準備を始めてみてはいかがでしょうか?