2025年8月、SNSを中心に一気に火がついたキャラクターがいます。それが香港発の人気シリーズ LABUBU(ラブブ)。独特のビジュアルと愛らしい存在感で、若者を中心に爆発的な人気を集めました。特にキーホルダーやフィギュアなどのアイテムは、手に入れるのが困難になるほど話題に。本記事では、ラブブ人気の背景やアイテムの魅力、SNSでの盛り上がり、そして今後の展開について詳しく紹介します。
LABUBUとは?その独特なキャラクター性
出典:popmart.com
香港発のデザイナーズトイ
LABUBUは香港のクリエイティブスタジオ「POP MART」から生まれたキャラクターで、もともとはアートトイやフィギュアとしてコレクターに人気がありました。大きな目、ユーモラスな口元、ちょっと不気味でありながら愛嬌のある姿が特徴です。
海外から日本へ
アジア圏ではすでに根強いファンを持っていたラブブが、日本で本格的に広がりを見せたのがこの夏。8月に入り、TikTokやInstagramでラブブのアイテムを使った投稿が急増し、一気に「見たことあるキャラ」から「欲しいキャラ」へと進化しました。
2025年8月に火がついた理由
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キーホルダー人気の爆発
特に注目を集めたのが、バッグに付けられるラブブの大ぶりキーホルダー。シンプルなミニバッグに合わせるだけで一気に存在感が増し、「ちょっと不気味だけど可愛い」「人と被らない個性が出せる」として人気を呼びました。
SNS映えと拡散力
ラブブのユニークな表情は、写真や動画にすると強烈なインパクトを放ちます。特にTikTokでは「#LABUBU」「#ラブブ」で検索すると、数多くの動画が並び、持ち物紹介やファッションコーデの一部として映り込む姿が多数投稿されました。これが人気の拡大に拍車をかけました。
ファッションとラブブの関係性
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小物で個性を出す時代
2025年のファッショントレンドのひとつに「小物で個性を出す」流れがあります。シンプルなスタイルに、強烈なキャラクター小物を合わせることで自分らしさを演出する―ラブブはまさにその流れにぴったりはまりました。
若者文化との親和性
制服にラブブのキーホルダーを付けたり、ストリートファッションのアクセントにしたりするスタイルがZ世代に支持され、日常のファッションに「遊び心」を加える存在として確立。ラブブは単なるキャラクターグッズを超えて、自己表現の手段となっています。
コレクション性と限定感が人気を後押し
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入手困難が価値を高める
ラブブはシリーズごとに異なるデザインやカラーが展開され、コレクション欲を刺激します。さらに人気商品はすぐに完売してしまうため、「欲しいときに買えない」ことが逆にレア感を演出し、所有欲をかき立てました。
海外との温度差
アジアでは既に広く浸透していたラブブですが、日本では2025年夏にようやく本格的に盛り上がったため、海外での先行販売品や限定アイテムを探し求める動きも活発化。こうした“追いかけたい欲”がさらにブームを拡大させています。
8月以降の展開と今後の可能性
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コラボレーションへの期待
ラブブはその独自の存在感から、今後はアパレルやスイーツなど他ジャンルとのコラボレーションも予想されます。実際、キャラクター人気が高まると、アニメやアート展開につながるケースも多いため、「ラブブ×日常」の広がりは加速するでしょう。
長期的なトレンドになるか
「一過性の流行で終わるのか、それとも定番化するのか」。2025年8月に一気に火がついたラブブですが、この勢いが秋冬にも続けば、日本での地位を確立する可能性は高いです。特にSNS時代においては、キャラクターの“映え力”が強いものほど長く愛される傾向があります。
まとめ
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2025年8月のカルチャートレンドを語る上で、LABUBU(ラブブ)の存在は欠かせませんでした。バッグや小物につけるだけで強烈なインパクトを放ち、SNSで拡散されることで一気にブームに火がついたラブブ。個性を求めるZ世代の心をつかみ、ファッションや日常のアクセントとして欠かせない存在になっています。可愛いだけではなく、ちょっと不気味でクセになる魅力―それこそがラブブの真骨頂。今後、コラボや新商品が登場するたびに、さらに大きな話題を呼ぶことでしょう。2025年の夏を象徴するキャラクターとして、ラブブは間違いなく名前を残しました。