ジオテクノロジーズが GPP:ジオプリディクションプラットフォームを発表

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デジタル地図「MapFan」やポイ活アプリ「トリマ」で有名なジオテクノロジーズ株式会社は、2023年6月16日、東京都恵比寿のウエスティンホテルにおいて、経営戦略発表会を開催し、「GPP:ジオプリディクションプラットフォーム」の詳細や事業展開について発表しました。

ジオテクノロジーズとは

「地球を喜びで満たそう」をミッションに掲げ、1994年にマルチメディアソフトウェア開発会社として創業したジオテクノロジーズ。1995年には「MapFan」の提供をスタートし、今では法人向けの地図データや位置情報ソリューションの提供、高度な自動運転の実現に不可欠な高精度3次元データ地図の提供も行っています。
2020年「移動するだけでポイントが貯まるM2Eアプリ“トリマ”」をリリースしました。無料で利用でき、広告収入をユーザーに還元するという方法で利用者数を伸ばしており、累計ダウンロード数1400万を突破(2023年6月現在)。 ポイントアプリとして、国内トップクラスのアクティブユーザー数を誇っています。
杉原博茂CEOが社長に就任してからの2年間で、売り上げは40%増、営業利益は3.2%増、トリマのダウンロード数は827%増と、さまざまな項目が伸びています。

GPP:ジオプリディクションプラットフォームでできること

Chat GPTは2019年までのデータを活用しているため、未来を予測することはできません。しかしジオテクノロジーズは予測可能な世界を創ることをビジョンとして掲げ、地図データと人流・事象データを組み合わせ未来予測をしていきます。具体的には、ジオテクノロジーズが持っている高精度地図データや道路・スポットデータといった地図データ、高精度移動体予測や歩数データといった人流データ、そしてマーケットリサーチやマーケティングプランニング、大規模意識調査といったリサーチデータを包括したプラットフォームを作成しました。

今まで不動産業や建設業へ提供していたBtoBのソリューションデータと、ポイ活アプリ「トリマ」から得られる1日10億ログの人流データといったBtoCのソリューションデータに、天気などのデータをプラットフォームに取り入れて融合し、それらを分析・解析しながら、アウトプットしていきます。

渋滞時のCO2排出量は通常時の約2倍です。人流データ、地図データ、車載カメラの画像などを組み合わせることで、5分おきにその先の渋滞を読むことができます。ジオテクノロジーズは、事故リスクを予測することによる交通事故ゼロ社会の実現を目指しています。

「ジオプリディクションプラットフォームにつなげることで、ノイズのないできる限りクリーンで、なおかつフェイクデータを除去したデータにアクセスすることにより、このパワーがより良い方向に使われると確信しています」と、杉原博茂CEOの力強いコメントがありました。

その他リリースしたサービスと社会貢献

ジオテクノロジーズはユーザー基盤と収集データの拡大のために世界展開を始めました。

Move to Earn アプリである「GeoSmile」を世界7カ国に展開し、2023年5月からの1ヶ月でダウンロード数は3万を突破しました。

出典:geot.jp

また、2023年4月には「歩数でつながる、みんなの暮らし」をコンセプトに、みんなの歩数計(通称:みん歩計)というアプリを開始しました。つい後回しにしがちな家族や大切な人との連絡も、 みん歩計があれば歩数や移動距離から日常を把握することができます。

出典:opensea.io

そして、NFTブロックチェーン技術を使い、ジオテクノロジーズが持っている地図をデジタルアートに変えて、NFTマーケットプレイス「OpenSea」内で販売し、売り上げの一部を寄付しています。

今後もジオテクノロジーズは、ESGメタバースカンパニーとして、これまで蓄積してきた位置情報や人流データをはじめとする多様かつ膨大なビッグデータと、地球に関わる様々なデータに最先端技術を融合させることにより、予測可能なジオプリディクションの世界を生み出し、地球を取り巻く様々な社会課題の解決に貢献していきます。

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