今更聞けない、最近よく聞くsustainable(サステイナブル)ってなに!?Vol.1

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最近メディアでよく聞くsustainable(サステイナブル)について解説していきたいと思います。

出典:photo-ac.com

最近よく聞くsustainable(サステイナブル)ってなに!?

最近sustainable(サステイナブル)っていう言葉を街中やSNSでよく耳にするけど、今更聞けない...。そんなかたも多くいるかと思います!そんな方のために徹底解説致します!!!そもそもsustainableとはsustain(持続する)とable(~できる)という言葉から成り立っています。「持続可能な」という意味を持つ言葉なのです。後世にも美しい地球を残すために環境を守り、資源を残し、平和な生活を送り続けられるために今必要なことなのです。

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なぜ今なのか!?

実は2015年9月には193か国の首脳が参加する国連サミットで既に掲げられていたSDGs(エス・ディー・ジーズ)」。「持続可能な開発目標(sustainable Develoment Goals)のことをさしています。「誰一人取り残さない」ことを目標に掲げており、環境問題や貧困問題など様々な問題に目を向け2016年~2030年の15年間で達成することを目標にしています。徐々に世の中に浸透しつつあり、私たち一人ひとりが解決していかなければならない問題なのです!現在2021年取り組みが始まって6年目になります。6年経ってようやく私たちの日常に浸透しつつあるのです。おしゃれなモデルさんや芸能人の人がやっていること!ではなく、私たちも目を向けなければならない現実なのです。残り9年、どこまで地球を守れるかは一人ひとりの行動にかかっているのが現状なのです。

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「SDGs」とは具体的に!?!?

先ほども少し述べたように「SDGs」とはsustainable Develoment Goals(持続可能な開発目標)の略です。「SDGs」には17の目標が掲げられています。一体どのようなことが具体的に掲げられているのでしょうか!?

1、【貧困】貧困をなくそう

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あらゆる場面あらゆる形態の貧困を終わらせる

実は世界では10人に1人、人数にすると7億を超える人が貧困問題に苦しんでいます。最低限の生活もままならない「絶対的貧困」といい、国の文化・生活水準と比較して困窮した状態にあることを「相対的貧困」といいます。こうした「相対的貧困」状態のひとは日本で6人に1人という現状です。そして貧困が親から子へ連鎖することが問題となっています。その状態を解決するために掲げられている1つが、フェアトレードです。日常生活のなかでとても安価で販売されている商品をみたことがあるかと思います。その背景には、商品を安く販売するために人件費を削られ生産者に正当な対価が支払われていないものもあったりするのが現状です。開発途上国で生産されたものを適正価格で購入することによって立場の弱い開発途上国の生活改善を目指す取り組みなのです。「フェアトレード認証商品」を購入することでこうした貧困問題の解決に繋がるのです。

2、【飢餓】飢餓をゼロに

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飢餓を終わらせ、食料安全保障及び栄養の改善を実現し、持続可能な農業を促進する

世界では約8億人が飢餓で苦しんでいるといわれています。原因のの多く8割の人がが自然災害によるものです。自然災害が多く発生する地域で生活しており、家や仕事、農作物などを奪われてしまうことによるものがほとんどです。その他にも、紛争なども飢餓をもたらす大きな要因となっています。その問題を解決するためにやみくもに農地を広げたりすることなどは生態系を崩してしまうため良くありません。先進国が途上国に対してノウハウを伝え、自力で安定した収入や資源を手に入れることが必要になります。貧困から抜け出すことは、その他の問題解決にも繋がります。そして、身近な問題点では日本は飢餓が比較的少ない国です。食料自給率は低い37%であるにも関わらず、捨てられている食べられる食料が年間643万トンなのです。私たちは、世界中の農家の方々のおかげでいまの生活を送ることができています。私たちが豊かな生活を送るために、他国の人々が犠牲になるのはおかしな話です。少しでも無駄をなくし飢餓を救うことに繋げていきましょう!!


3、【保健】すべての人に健康と福祉を

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あらゆる年齢のすべての人々の健康的な生活を確保し、福祉を促進する

日本では当たり前のように病気にかかると病院で診察したり、治療したりして薬をもらいます。しかしこのように当たり前のように感じていることが当たり前ではない国が多くあります。予防できるはずの病気で命を落とす人、五歳以下の子どもや妊婦などの死亡率の高い国、HIV、AIDSを発症して命を落とす人などを救うことが目標なのです。HIV、AIDSの国内感染者は毎年1000件前後の現状です。減少傾向にはありますが、しっかりとした性教育を行うことも感染者を減らし、命を救うことに繋がるということを理解しなければいけません。様々な自治体や企業も募金などの運動をしているかと思いますが、募金することも一つの手ではありますが意外に身近に気を付けられることは多くあることを私たちは知るべきなのです。

4、【教育】質の高い教育をみんなに

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すべての人に包摂的かつ公正な質の高い教育を確保し、生涯学習の機会を促進する

世界には学校に通うことができない子や、字を読み書きできない人が沢山います。貧富の差やジェンダーによる格差もあります。世界各国教育課題は様々で、課題は尽きません。日本でも無料塾などがあります。進学したくても経済的に塾に通うことが困難な状況であったり、条件は塾によって異なりますが、このような施設もあります。教育を平等にすることで、格差をなくすことも可能なのです。教育を平等にすることは、その他の目標達成にも通ずることが沢山あるということを理解しましょう。当たり前に勉強できる環境にあることを感謝できる世の中でありたいですね!!

5、【ジェンダー】ジェンダー平等を実現しよう

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ジェンダー平等を達成し、すべての女性及び女児のエンパワーメントを行う

ジェンダー平等を達成することは持続可能な社会を作る上で基盤となることです。女性だからと十分な教育を受けることができなかったり、人身売買がなくならないこと、世界では毎年約1500万人の18歳未満での結婚を余儀なくされているのが現状です。日本は関係ないように思えるかもしれないが、ジェンダーギャップ指数が153か国中121位とかなり遅れているのです。特に政治的分野では144位とほぼ最下位に近いのです。日本のこうした現状を改善するためには、女性が働きやすい環境を作るために家庭内での家事分担することや、産休・育休制度の充実などが挙げられるでしょう。少しづつ充実してきてはいるものの、他の国と比べるとまだまだ取り組みが必要ですね!!少しでも早くジェンダー平等で皆が働きやすい世の中になるといいですね!!

6、【水・衛生】安全な水とトイレを世界中に

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すべての人々の水と衛生の利用可能性と持続可能な管理を確保する

日本では上下水道がきっちりと整っています。しかしながら整備されている国は多くありません。安全な水を使用することのできない人は世界で飲み水が約22億人、トイレが42億人います。ひとつ前の項目であるジェンダーや教育にも繋がりますが、水がない地域では水汲みにいくのは女性や子供がほとんどです。そのため働きに出ることができなかったり、学校に通えなかったりと悪循環になります。LIXILでは一体型シャワートイレが一台売れるごとに簡易式トイレ「SATO」を整備の整っていない国へ寄付しています。私たちにできることは水の無駄遣いを減らすことです。一人ひとりが心掛けることにより少しづつ改善されていくことだと思うので意識して生活していきましょう!!

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Vol.1では「持続可能な開発目標」の中で基盤となる6項目をご紹介しました!!まだまだ私たちが解決していかなければならない課題は沢山あります。sustainableと言われている理由を引き続きVol.2でお伝えしていきます!!


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